虫歯はほとんどの人が経験したことがあると思いますが、そんなに大したことないと軽視しがちです。
しかし、たかだか虫歯と思っていても糖尿病や心臓病、肺炎などの病気に繋がることもあり、最悪虫歯が原因で命にかかわることもあります。
実は虫歯はニキビ、肌荒れにも影響するほか、銀歯や金歯といった被せものを使った治療や矯正の留め具を使用した場合、金属アレルギーにより、肌荒れ、脱毛に繋がる恐れもあります。
まさか肌荒れ、脱毛の原因が虫歯や口内の金属機器と関係あるなんてなかなか気が付きにくいですよね💦
今回は口内環境と肌の関係について紹介します💡
虫歯で肌荒れする理由は？
歯肉の膿が肌に排出される
虫歯が進行し歯肉が膿んでしまった場合、その膿が肌に排出されてしまいます。
虫歯菌が生み出した毒素を排出しようという働きにより、肌に毒素を出してしまいニキビができるのです。
もしこれが他の器官だった場合は、リンパや血液を通して体外へ排出してくれるのですが、口内ではそれができないためダイレクトに肌へ排出されてしまうのです。
歯の根の病気が進行し顔の皮膚との間に膿を排出するためにできる通路のようなものを外歯瘻〈がいしろう〉といい、進行状況によってはその膿が通っていた管を取り除く手術が必要になります。
なかなか身近では聞かない話のような気がしますが、その可能性があるのであればしっかり予防したいですね💡
肌が荒れてスキンケアや食事、睡眠等を見直してもなかなか改善されない場合はもしかして虫歯！？と疑ってみた方が良いですね。
虫歯の痛みによるストレス
痛みが出たらさすがにすぐ歯医者さんへ行きたいところですが、仕事等が忙しくなかなか行けないといった事もあると思います。
痛いまま過ごしていると、かなりストレスが大きく食事が楽しめない、睡眠の質も下がる他、イライラしやすくなります。
このストレスが続くと自律神経のバランスも崩れ肌荒れの原因となります。
肌荒れに限らず、心身共にあらゆる不調が起こりますから、放置は厳禁です。
噛む力が弱まることによる消化不良
痛みが伴う虫歯の場合はよく噛んで食事をすることが難しくなります。
私たちは食事の際よく噛んで食べることで唾液がしっかり分泌され、解毒をした状態で体内に食事を取り入れています。
しかし、虫歯が痛いから柔らかめのものばかり食べる、しっかり咀嚼できないまま飲み込んでいると確実に胃腸に負担がかかります。
胃腸の状態が悪いと肌荒れを引き起こすといった事はご存知の方も多いかと思います。
よく噛んで食べるということは、満腹感をしっかり感じそして胃腸に負担がかからないようにするためであり、何より食事が全く楽しめないのはとてもストレスです。
金属アレルギーによる肌荒れ脱毛について
金歯や銀歯、金属の矯正器具が入っている場合、金属アレルギーによりニキビができることがあります。
金属機器を入れて間もなくというよりは、長年装着し続けることで金属が溶け出し、唾液により血液に入り込みアレルギー反応を引き起こします。
ある日突然肌荒れ、脱毛症状が起きるので、口内の金属機器によるものだと気が付くのはとても難しいと思いますが、このことを頭の片隅に置いておくと可能性の一つとして挙げられるので、何をしても治らないといった場合は皮膚科などでアレルギー検査をしてもらいましょう。
もし、金属アレルギーだった場合は、直ちに口内の金属機器を外してもらうことですぐに改善される事が多いです。
実際、突如原因不明の脱毛に悩まされていた女性が、金属アレルギーだと気づき銀歯を非金属の歯に変えてもらって間もなく脱毛が改善されたといった事がありました。
脱毛はホルモンバランスやストレス等が原因であることが多いですが、金属アレルギーによる脱毛もありうるわけですね💡
ちなみに以前、歯医者さんへ行ったときに先生から聞いたのですが、現在は金歯、銀歯を取り扱わない治療を行っている歯医者さんも多く、2022年現在、ほとんどの歯が保険の白い歯でお手頃に治療できるようです。
※奥歯が4本自分の歯である事が条件であったり、保険の白い歯〈CADCAM冠〉の治療ができる設備が整った歯医者であることなど色々条件があるみたいですので、事前に「保険の白い歯での治療は対応していますか？」と問い合わせた方が安心ですね💡対応していない場合、保険適用の銀歯か保険外の高額な治療になってしまいます💦
また、アレルギー検査により金属アレルギーと診断書があれば大体の歯医者さんでは保険適用の白い歯で対応してくれるといった話も聞いたことがあります💡
やはり良心的な歯医者さんを選んでしっかり相談したいところですね！
いかがでしたでしょうか？虫歯予防の重要性が改めて実感できますね。
予防方法は言うまでもなく毎日のこまめな歯磨き、フロスを使ったお手入れに加え栄養バランスの良い食事、睡眠、規則正しい生活、定期健診が挙げられます。
気になる方は一度アレルギー検査をし、状況によっては歯医者さんで口内の金属器具を別のものに変えることをお勧めします☆
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