それなりに運動しているし少食なのに太る原因は?モナリザ症候群かも?

 

太る原因といったらなんといっても「食べすぎること」ですよね。

ところがそんなに食べていない、少食なのに太りやすいといったタイプの方が意外と多いのです。

沢山食べて太るならまだ納得できるけど、少食なのに太るなんてなんだか腑に落ちないですよね。

周りからは何で少食なのに太っているの?みたいな目で見られてそれがまたストレスだったり💦

 

今回は少食なのに太る原因と対処方法をご紹介致します☆

 

 

 

少食なのに太る理由と対処法

 

モナリザ症候群になっている

まず、モナリザ症候群とは

most obesity known are low in sympathetic activity

(大抵の肥満は交感神経の肥満による)

という英文からとったものです。

自律神経の中でも交感神経は日中、アクティブに仕事や勉強、運動をしている時、興奮時や緊張時、ストレス時に働き、代謝や血流も促す活発性のある神経です。

逆に副交感神経は就寝時、リラックス時、食事中、食後等に優位になり、活動性を下げ心身共に回復するために必要な神経です。

 

この自立神経のバランスが崩れると、日中交感神経がしっかり機能せず代謝が悪くなり、夜のリラックス時に副交感神経がうまく機能せずストレスが溜まるということが起きてしまい、太りやすい体質になってしまいます。

 

自律神経のバランスが崩れる原因としては、不規則な生活、睡眠不足、ストレスが挙げられます。

 

忙しくても、睡眠時間はしっかり確保する、大体でも良いので決まった時間に栄養のある食事をとる、休むときはしっかり休む、心身ともに疲れたら美味しいものを食べたり自然に触れたり、趣味に打ち込み自分を労わるといったように規則正しい生活+ストレスケアをすることがとても重要なのです。



栄養が足りていない

私たちは食事によって代謝を上げるエネルギーを生み出しています。

ただ、食べ物なら何でもよいわけではありません。

「食べたものをエネルギーに変える栄養素がたっぷり含まれた食事」でないといけません。

 

例を挙げると、ファストフードを少量食べたAさんと、栄養バランスの良い和食定食をしっかりめの量食べたBさんではBさんの方が痩せやすいです。

 

ダイエットを左右するのは食べる量ではなく食べるものの「質」が重要なのです。

 

食事内容見直しの為に試しにスケジュール帳などに食べたものを記録してみるのがおすすめです。

いわゆるレコーディングダイエットですね💡

 

ただ空腹を埋めるだけに適当に食べていたな~とか、少食と言いながら間食をけっこうしていたな、糖分の多い飲み物を多く飲んでいたな、なんていう気づきがあると思います。

 



 

タンパク質が足りていない

たんぱく質は、筋肉、肌、髪の毛、爪を構成する大変重量な栄養素です。

筋肉量が少ないということは代謝も少ないということですから、食べたものがただただ蓄積される体質になってしまいます。

 

どちらかというと少食なのに太るという悩みは、筋肉量が少ない女性に多いのも事実です。

タンパク質をしっかり摂って程よく運動をしても、ムキムキにはならないので女性も安心してタンパク質をしっかり摂ることが重要です。

※かなりストイックな筋トレをしないとムキムキにはなりません(笑)

むしろ、ダイエット面に限らず、肌や髪の毛の調子も良くなります☆

ちなみに、代謝には基礎代謝の他に、運動による「活動代謝」と食事をすることで体を燃やす「食事誘発性体熱産生」があります。

 

特に寒い時に食事をすると体がポカポカ温まる感覚がありますが、これが食事誘発性体熱産生により食べものが消化されるときに発する熱のおかげなのです。

 

ダイエット中は食べること自体に罪悪感を持ってしまいがちですが、この代謝があることがわかるとなんだかうれしくなりますね☺♪

 

ダイエットがスランプ、なかなか効果が出ないなと思った際はぜひタンパク質不足を疑ってみて下さい💡