健康のためにも美容のためにも「血行」はとても重要です。
自覚はなくても、知らず知らずのうちに血行不良を引き起こし体や肌の不調につながっていることは多々あります。
今回は手軽にお金をかけずにできる【温冷水】を使った美容方法をご紹介いたします。
温冷水のうれし効果を知れば、絶対に試したくなるはずです☆
温冷水を浴びるとなぜ血行が良くなる?
通常の入浴でも、もちろん血行は良くなります。
しかし、さらに効果を上げるために温冷水がおすすめです。
温かいお湯に浸ることで体の熱を外に逃がそうとして血管が拡張されますが、その後冷たい水を浴びることで今度は熱を逃がさないように血管が収縮します。
このように、温水と冷水を繰り返しかけることで血液のポンプの働きが活性化され、血行が良くなるのです。
温冷水を浴びることで得られる効果
冷え性が改善される
毎日入浴をしているのに冷え性がなかなか改善されないという方は、通常の入浴の合間に冷水を取り入れると血行が良くなり冷えが改善される場合があります。
シャワーのみで済ませる場合も、最後に脚だけでも温水と冷水を交互にかけるだけでも効果的です。
むくみや疲れが取れる
疲れにくい人は代謝が良く、老廃物をしっかり排出できています。
一方で疲れやすい、疲れが抜けないと感じている人は代謝が悪く体の中に老廃物がたまり、うまく排出できていない可能性が高いです。
温冷水により代謝が上がることで顔や脚のむくみが取れ、体が軽くなります☆
疲労回復以外にも、スポーツのパフォーマンスを上げる効果もあります。
温冷交代浴を行うことでケガの予防、筋肉の回復効果、筋肉痛の緩和効果も期待できます。
痩せやすい体質になる
温冷水により血行が良くなることで体温が上がる為、代謝が上がり普通に生活しているだけでも脂肪燃焼効果がぐんと上がります。
免疫力アップ
温冷水により代謝が上がることで、基礎体温も上がります。
体温は低すぎると免疫力低下や体の不調にもつながりますから、健康のためにもぜひ温冷水を取り入れたいですね。
また、温冷水の刺激によりストレスと戦うホルモンが分泌されます。
このホルモンは、コルチゾールやアドレナリンになりますが、意欲を高める効果もありますので、憂鬱な時やお疲れ気味の時にぜひお試しください☆
さらに、温冷水により自立神経が整い免疫システムが正常化されるため、長期的に続けることでアレルギー性皮膚炎や花粉症の改善効果も期待できます。
肌がキレイになる
温冷水により血行が良くなることで、老廃物が流れやすくなりニキビ、肌荒れの改善になります。肌の生まれ変わりの為には、代謝がとても重要です。
血行が改善されることで、肌に必要な栄養がしっかり行き渡り、くすみが改善されワントーン明るい肌になります。
毛穴がひきしまり肌ツヤもあがりますので若々しい印象になりますよ☆
自律神経を整える
温かいお湯に浸かることで副交感神経の働きが上がりリラックスモードになり、冷たい水に浸かることで交感神経の働きが上がり活発モードになります。
温冷水により、交感神経、副交感神経共に働きが良くなることでバランスが整い自律神経も安定します。
自律神経が整うことで、ぐっすりと眠ることができるので不眠症の方にもおすすめです。
また、自律神経は女性ホルモンにも深く関わりがある為、女性ホルモンの乱れが気になる時にも温冷水を取り入れると良いでしょう。
温冷水のやり方
まず、脱水症状にならないように水分補給をしっかりしてから行うのが基本です。
サウナや温浴施設などの場合は、熱いお湯に1、2分浸かりその後冷たいお湯に1、2分浸かるといった流れを5~10回ほど行います。
最初のうちは無理せず、少ない回数から始めると良いでしょう。
最後は、毛穴を引き締め、温度を閉じ込めるために冷たい水風呂で終わります。
もちろん、入浴後はしっかり水分補給を行います。
自宅の場合は、浴槽が一つ、もしくはシャワーのみですので入浴の合間に冷たいシャワーを浴びる、もしくはシャワーで温水、冷水を交互にかける方法で充分です。
冷たい水を浴びる場合は、体に負担がかからないように心臓から遠い手足からかけることが基本です。
慣れないうちは全身に冷水をかけるのが厳しいと思いますので、手足だけなど部分的に実践するだけでも体がポカポカと温まりやすくなります。
温冷水はうれしい効果がたくさんありますが、長時間やりすぎると体に負担がかかり逆効果ですので、5~10セット程にとどめ、定期的に続けていきましょう☆
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