酒粕(さけかす)でできた洗顔料や化粧水、クリームなどをよく見かけますね。
ロフトなんかでは海外の方がお土産でたくさん買っていくんだとか!
酒粕とは日本酒をつくる際に搾り取られた残りかすのことですが、この酒粕が実は美肌効果が高く注目を集めています。
日本酒をつくる職人さんの手が白くてきれいなのはこの酒粕のおかげとも言われています!
今回は美白、保湿効果の高い「酒粕」を使った美容方法を紹介させて頂きます☆
酒粕の効果
保湿効果

酒粕に含まれる酵母には肌の水分が蒸発するのを防いでくれる働きがあります。
肌の水分が守られていると、きめ細かくしっとりした肌になり、バリア機能も高まります。
また、酒粕に含まれるプロリンというアミノ酸はコラーゲンを構成する重要な成分で、肌の弾力、ハリをアップしてくれます。
乾燥していると紫外線などのダメージを受けやすくあらゆる肌トラブルにつながる為、保湿は欠かせませんね。
美白効果

酒粕には美白効果が期待できるアルブチン、コウジ酸、フェルラ酸が含まれています。
肌の漂白剤とも言われ、シミを消す効果があるハイドロキノンの誘導体であるアルブチンは、ハイドロキノンに比べて安全性が高いと言われています。
ハイドロキノンはかなり美白効果が高い反面、肌への刺激が強い為、肌が敏感な時はおすすめできません。
しかし、アルブチンは肌に優しく安心して美白ケアができます。
コウジ酸は抗酸化作用があり、しわやたるみといった肌の老化を改善する効果に加え、シミやそばかすの原因であるメラニン色素を抑制してくれます。
フェルラ酸は活性酸素を除去し、メラニン色素を生成するチロシナーゼを抑制してくれるため美白効果が期待できます。
便秘、肌荒れの改善効果

大人になってからできるにきび、肌荒れは腸内環境が深く関わっていることが多いです。
ストレスや冷え、ホルモンバランスの乱れにより便秘ぎみという女性は多いですが、便秘は健康面、ダイエット面、美容面全てにおいて悪影響を及ぼします。
便秘が悪化すると、体内で有毒なガスが発生され肌荒れ、体臭へとつながりますから絶対に改善したいですよね。
意外にも酒粕には食物繊維が含まれていますからお通じを良くする効果が期待できます。
また、酒粕に含まれるコウジ酸には抗炎症作用があるため、ニキビの炎症を抑える働きも期待できます。
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酒粕美容の取り入れ方
酒粕パック

酒粕パックをするようになってから肌のトーンが上がった、白くなった、もちもちになったといった口コミは多いです。
最初はつくるのが面倒だな・・・と思ったのですが、作り方はかなり簡単なので意外と続けやすいです。
作り方は酒粕と精製水をペースト状になるまで混ぜるだけといったシンプルなものです。
特に量も気にせずペースト状になればOK!
酒粕は業務スーパーで500g入って200円くらいで買えるのでコスパもかなり良いです☆
10分程パックして洗い流します。
お風呂に入れて使う

バスタブに入れて使うと全身つるつる美肌になります。
そのまま入れてしまうと排水溝がつまるのでガーゼに入れて使います。
体もポカポカ温まり、入浴後の乾燥を防いでくれます☆
もはや食べる

酒粕って美味しいの?という感じもしますが、幅広く料理に使うことができます。
内側からのスキンケアとして取り入れるのもおすすめです。
クックパッドではみそ汁などの汁物のほかに酒粕を使ったスイーツなども紹介されていますので、ぜひ見てみて下さい☆
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