最近、指先が乾燥してスーパーの袋が開けられない、手や足、唇がカサカサする、口の中が粘つく、静電気が起きやすい、便秘気味という方は体の中の乾燥が進んでいる可能性があります。
年齢を重ねると体の水分や潤いが減ってきてしまいます。
肌が乾燥すると肌荒れをはじめとするあらゆる肌トラブルを引き起こしやすくなるため、保湿ケアを頑張っている方は多いと思います。
しかし、念入りに保湿クリームなどを塗っているのにすぐに乾燥してしまい、なかなか改善されないのであれば、体の内側からの保湿ケアに力を入れた方が良いでしょう。
体の中が乾燥するとどうなるの?
太りやすくなる
体の中の水分が不足していると内臓の働きや代謝が悪くなり、食べたものの消化がスムーズにいかないため、脂肪がつきやすくなります。
よく、水分を摂るとむくむと思っている人がいますが、程よくこまめに水分を取らないとむしろ、老廃物がたまり、むくみの原因になります。
むくみは放置するとセルライトへと進化していきますので、たかだかむくみと放置しているとどんどん太っていきます。
あまり、水分を取らない人やカフェインの多いコーヒーで水分補給をしている人は要注意です。
血液がドロドロになる
血液の循環が悪くなるともはや美容以前に健康に良くありません。
血液がドロドロだと、心筋梗塞や脳梗塞といった命にかかわる病気の原因にもなります。
血液の循環が悪いことで脳の働きも低下するため、記憶力が悪くなるなどといった症状もでてきます。
年を取ると物忘れがひどくなるのも体の中の乾燥が関係しています。
肌が弱くなる
体の中が乾燥していると血行が悪くなるため、肌に栄養が行き渡らず不健康な肌になっていきます。
肌に栄養がなく、バリア機能が低下すると外部からに刺激に負けて、乾燥やかゆみ、ニキビといったトラブルが絶えなくなります。
化粧水やクリームなどの保湿ももちろん大切ではありますが優先順位でいうと内側からの潤いケアの方が重要です。
体の内側から潤いケアをするには?
水で水分補給をする
水分は常温以下の水で摂るのが一番です。
一気に大量に飲んでも体に負担をかけてしまい、効果的ではないのでこまめに少しずつ、のどが渇く前に水分補給をするのがコツです。
できれば白湯を取り入れると体の芯から温まり、血行も良くなるため気が向いたときだけでもいいので取り入れるようにしましょう☆
根菜やネバネバ食品、抗酸化作用のある食品を摂る
大根やゴボウ、レンコンなどの根菜類、納豆やオクラといったネバネバ食品は細胞の水分を保つのに役立ちます。
また、抗酸化作用のあるニンジンや玉ねぎ、ビーマンなどは肌の老化を防止し、アンチエイジング効果があるため、積極的に摂りたいですね。
筋肉をつける
女性は男性に比べて筋肉量が少ない方が多いため、どうしても代謝が悪く、体温も低めです。
昔は女性に筋肉なんていらないって思っていましたが、女性こそ美容のためにも筋肉は必要です。
筋肉が衰えると代謝が下がり水分や栄養も肌に行き届かなくなるためです。
ダイエットにも筋肉は欠かせないですからね。
1日10回からでも良いのでテレビを見ながらスクワットをしたり、通勤の際に階段を使う、電車立っている時にお尻に力をいれてキープするなど小さなことでも続けるようにすると代謝が良くなり肌が潤うのはもちろん自然とスリムな体系に変わっていきます。
また、汗をかくと肌も潤うのでできるだけ夏でも湯船に浸かって代謝をあげ、汗をかくようにするのも良いでしょう。
タンパク質と良質な油を摂る
お肉や卵、豆類といったタンパク質はビタミンやミネラルが豊富なため不足しないように程よく取りたい食品です。
豆乳やみそ汁を定期的に飲んでいる人は肌の水分量が多くキレイな人が多いです。
また、このビタミンやミネラルを蓄えておくためにも油の力が必要です
油といっても良質な油でないと意味がありません。
良質な油とは魚に含まれる油やオリーブオイルが挙げられます。
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