ストレスというと精神的なイメージが強いですが身体的なストレスもあります。
例えば、気温の変化、暑い、寒い、生活の変化、緊張、環境の変化などもストレスです。
自分ではストレスだと気づいていないことでも意外とストレスになっているんですね。
このストレスの蓄積によって太る人は多いです。
今回はストレス太りのメカニズムと対策について書かせて頂きました。
ストレス太りはホルモンの影響!
ストレスを受けると脳からストレスホルモンが分泌されニセの空腹が生まれます。
ニセの空腹って何?って感じですよね。
本来は食事をとっていない時間が長く体のエネルギーが減ると空腹になります。
しかし、本当はまだ体にエネルギーが足りているのにストレスホルモンによって空腹だと勘違いしてしまうのです。
さらに、ストレスホルモンは幸せホルモンであるセロトニンを減らしてしまいます。
セロトニンは約9割が小腸に存在し消化を助け、食欲も抑えてくれます。
また、脳にも少しだけセロトニンがありセロトニンの量自体は少しではありますが私たちの心の安定に深くかかわっています。
ストレス太りは悪循環になりやすい
ストレスによって脳が緊張状態になりストレスホルモンが分泌されると、ブドウ糖を欲しさらには脂肪をため込もうとします。
ストレスが溜まっている時は何故か甘いものや脂っこいものを食べたくなるのはストレスホルモンのせいなんですね。
しかもこのホルモンのせいで食べたものを吸収しやすくなっていますからね。
そして太ったことによって自分が嫌になる、自分を責める、外出したり人と関わるのが嫌になるなど結局またストレスを感じます。
ストレス太りを解消する方法は幸せホルモンであるセロトニンを増やすこと☆
睡眠の質を上げる
夜眠くなるのはメラトニンというホルモンが関係しています。
メラトニンは夜に増えていくホルモンですが寝る前にスマホなどのブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が減り、眠りの質が下がってしまいます。
メラトニンがしっかり分泌され質の良い睡眠をとると朝には幸せホルモンであるセロトニンが分泌されリラックス効果もあります。
このメラトニンとセロトニンのバランスが崩れないようにすることでストレスによる肥満を防ぐことができますよ☆
眠りと肥満は大きく関係しています。
1日の睡眠時間が4、5時間と短い人は肥満率が上がると言われていますからね。
時間をかけて味わって食べる
ストレス発散のために食べる時はどうしても早食いになり、味覚も鈍っています。
ゆっくりよく噛んで、おいしい!と幸せを感じながら味わって食べることで過食を抑えることができます。
食べるものも、栄養を意識して食べましょう!
ジャンクフードやお菓子などにはほぼ栄養がなく、依存性があるためどんどん食べたくなってしまうので注意です。
5分でもでも運動をする
毎日仕事で疲れて運動する時間も体力もないと負いう感じがしますが、お風呂上りや寝る前に軽くでもストレッチを習慣にするだけでも体系が変わってきます。
ほどよい運動はストレス発散にもなりますし、血行が良くなり老廃物が流れ、体の隅々に栄養が行き渡りますので無駄な食欲を防ぎます。
休日などの少しでも時間がある時はウォーキングを取り入れると気持ち的にも前向きになり、ストレスを発散しながらダイエットが出来ますのでお勧めです。
いかがでしたか?ストレスとは縁が切れないものですし、特に仕事でのストレスを抱えている方は多いですよね。ストレスは血行を悪くするため、肥満だけではなく、肌トラブルも引き起こしやすいです。うまくストレスを解消しながら生活するとホルモンバランスが整い、体系も変わってきますのでぜひ参考にして頂ければと思います☆
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