暑い季節は汗による肌のべたつきや臭いに悩まされますよね。
汗は体温調整のために大切な役割をしてくれているわけですが、臭い対策はエチケットとしてちゃんとしたいですよね。
今回は汗の臭いの原因と対策についてご紹介していきます☆
汗臭くなる原因
汗をかいた後に放置している
実は汗自体は無臭で、汗に臭いがあるわけではありません。
それなのに何故臭うのかというと、汗に含まれる物質と皮膚の雑菌が混ざり合い繁殖するためです。
汗をかいてもそのまま放置しているとどんどん菌が繁殖して臭ってしまいます。
汗の質が悪い
汗をかいても臭いにくい人と、臭いやすい人がいます。
汗の主な役割としては体温調整であり、本来はサラサラしていて乾くスピードも速いです。
ところが、汗腺の働きが鈍いと、ベタベタとした乾きにくい汗をかいてしまい、菌が繁殖しやすくなるため臭いを発してしまいます。
汗の臭い対策
食生活に気を付ける
食べものによって汗の臭いを抑えることができます。
例えば、お肉ばかり食べていると汗も臭いやすくなります。
動物性のタンパク質は体内で分解された際に刺激臭が出やすいのです。
皮脂腺から酸性臭が出やすくなるため、食べすぎには要注意です。
逆に、野菜やフルーツ、キノコ類や海藻といったミネラルが豊富なアルカリ性の食品は汗の嫌な臭いを抑えてくれます。
その中でも緑黄色野菜に含まれるビタミンAとビタミンEは特に臭いを抑えてくれるため積極的に摂ると良いでしょう。
また、納豆や豆腐などの大豆食品に含まれるイソフラボンは発汗を調整する働きもあります。
暑い季節はどうしても自炊が面倒になり、夏バテ防止のために味付けの濃いものや手軽に食べられる添加物の多いジャンクフードなどに手が伸びがちですが、臭い対策のためにもぜひ栄養を意識した食事を心がけたいですね。
ストレスを溜めない
疲れやストレスも体臭に大きな影響を与えてしまいます。
最近はストレス臭といった言葉も良く聞きますよね。
疲れが抜けず、ストレスが溜まっていると汗腺の働きが悪くなり、ベタベタとした悪い汗をかきます。
すると菌の繁殖によって臭いがきつくなりますので、上手にストレス発散することが重要です。
暑い季節は運動するのも億劫になりがちですが、運動不足だと汗腺の働きが弱くなってしまいますので、自宅で軽いストレッチからでも習慣にしていきましょう。
また、夏でもシャワーで済ませず、しっかり湯船に浸かって汗をかくのもおススメです。
意外と夏も飲み物やクーラーの影響で体が冷えていますからね。
制汗剤との付き合い方にも注意!
夏の必需品である制汗剤ですが使い方を間違えると逆効果になります。
菌が繁殖すると臭いがきつくなるからといって、とにかく殺菌力の強いものを使いたくなりますが、殺菌力が強すぎると肌の常在菌まで死滅させてしまいます。
常在菌は外部の菌から肌を守ってくれる作用があるため絶対に必要です。
それを殺菌力の強い制汗剤でなくしてしまうと、菌の繁殖を促進させることになり逆効果になります。
また、制汗スプレーを汗をかいた後に使っている人を良く見かけますがこれはNGです。
やりがちですけどね。
制汗剤は清潔な肌に使わないと逆効果になりますので、朝シャワーを浴びた後や前の日の夜、お風呂上りに使うのが良いです。
寝ている間に汗をかいたけど朝シャワーを浴びられない時、外出先でかなり汗をかいて制汗スプレーを使いたい場合はまず汗拭きシートなどでお肌を清潔にしてから使いましょう。
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