口臭などの臭いに関して、本人に言うのは傷つけてしまうかも・・・と思い勇気がいりますよね。
なかなか指摘されることもないため実は臭っているのではないか💦というふうに人と話す時に心配になっている方は多いと思います。
歯磨きをちゃんとして、タブレットやスプレーケアをしても気になる・・・
という方のために今回は口臭の原因と根本的に口臭を改善する方法について紹介させていただきます。
口臭の原因と対策
原因① 舌苔【ぜったい】
ご存知の方も多いと思いますが舌苔とは舌に付着した白いもののことです。
この白いものの正体は舌についた、食べかすなどの汚れや細菌です。
口の中の悪い菌と唾液や古い細胞、食べかすが元となって舌苔となり口臭が発生します。
舌苔の予防方法
・口の乾燥を防ぐ
口の中が乾燥し、唾液の量が減ると細菌が繁殖し、舌苔も付着しやすくなり口臭の原因となります。
薬の服用やタバコ、ストレスによって口の中が乾燥しやすくなります
特に、口呼吸の方はさらに乾燥しやすくなるため、鼻呼吸に改善したほうが良いです。
・唾液の分泌を増やす
一番手軽に取り入れられる方法としてはよく噛んで食べることです。
「食べる」という行為は習慣的なことですから、食べ方を変えるだけでかなり効果的です。
あまり噛まずにみそ汁や飲み物で食べものを流し込むような食べ方は、唾液の分泌を減らし、口臭に影響するのはもちろんダイエットにもよくありません。
唾液は添加物を解毒してくれる作用もあるため、たくさん噛んで唾液を増やすことが重要です。
また、食事中と食後３０分以外はこまめに水で水分補給を行い、唾液の分泌がしやすいようにしておくと良いでしょう。
※食事中と食後３０分にたくさん水を飲むと消化液が薄まり、消化がうまくいかなくなってしまうためこの時間はなるべく水をたくさん飲まないようにします。
ちなみに、小顔のために舌をベーと出して顔を鍛える運動も実は舌の働きを高め唾液の分泌を促してくれます。
既に付着してしまった舌苔のケア
付着した舌苔は放置せず除去することが重要です。舌苔専用のブラシなども最近よく薬局などで見かけますので、そういったアイテムを取り入れるのがおすすめです。
ただ、力を入れてゴシゴシと取り除こうとすると舌の粘膜がはがれ、角質化してしまいます。そしてその角質化した粘膜を修復しようとして舌苔がさらに厚く付着してしまうといった逆効果になってしまうのです。
そのため、舌苔ケアブラシなどで優しく丁寧に取り除くのがポイントです。
原因② 便秘
口臭対策でいくら口内環境を良くしても便秘を改善しないと臭いは解消されません。
特に女性は冷え性などが原因で便秘気味の方が多いです。
便秘により体の中に不要な老廃物が排出されずにいると、腸内で腐敗した排泄物の有害なガスが発生します。このガスがきつい口臭となるのです。
また、便として排出されなかったこの有害物質が毛穴から出ようとするため肌荒れなどにも影響します。
便秘解消方法
・食物繊維や乳酸菌を積極的に摂る
食物物繊維はデトックス効果があり、体のなかの不要なものを排出してくれますが、現代人は食物繊維が足りていないと言われています。
ただでさえ、添加物の多い食事をしている現代人がデトックスもできていないとなると、どんどん体内に毒素がたまっていっているという事ですから恐ろしい話ですよね。
また、腸内環境を整えるために乳酸菌も欠かせません。乳酸菌もまた足りていない方が多いですよね。
乳酸菌というとヨーグルトなどの乳製品のイメージが強いですが発酵食品である味噌やキムチなどにも含まれていますので程よく摂取したいですね。
・朝の準備時間に軽くストレッチをする
朝はバタバタしていて本当は便意があるのに気づかずにタイミングを逃していると排泄されづらい体になっていきます。
朝食をゆっくり取り、ストレッチやお腹をさすって腸をもむようにすると排泄されやすくなります。
・食事や睡眠はできるだけ同じような時間にとる
生活のリズムが崩れると体のリズムも崩れ、いつ排泄するタイミングなのか体が分からなくなります。
食事はだいたい決まった時間にとり、寝る期間、起きる時間も同じ様な時間にしましょう。
休日は、いつもより少し起きても良いですがせめていつもと1、２時間の差くらいにしておくのがポイントです。
・朝起きてすぐに詰めた水を飲む
基本的に冷たい水を習慣的に飲むのはNGとされていますが、便秘があまりにも辛い場合は、朝起きてすぐにあえて冷たい水や炭酸水を飲むのと腸が刺激されて排泄される場合があります。
いかがでしたか？最近は「スメルハラスメント」という言葉もあり、口臭予防をすることはエチケットです。
せっかく美人でも口臭が気になると台無しですしもったいないですから口臭ケアは重要ですね☆
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