肌を乾燥させる!間違った入浴法してない?

入浴は血行促進、リラックス効果、睡眠の質を高めるなど美容にとってもうれしい効果がたくさんあります。しかし、良かれと思ってやりがちな入浴法によって肌の乾燥を引き起こすなど逆効果になってしまうこともあります。

普段、知らず知らずのうちに間違った入浴方法をしているともったいないので是非チェックしてみてくださいね☆

 

 

毎日ボディーソープで洗う

聞いたことがある方も多いと思いますが、湯船に浸かるだけで体の汚れは充分落ちます。

それなのに、さらにボディーソープで洗うと肌に必要な油分まで落としてしまい乾燥肌になってしまいます。

体には皮脂腺の多い部分と少ない部分があります。

皮脂腺が多いデコルテ部分や脇、背中の上部は毎日石鹸で洗っても良いですが腕や脚などの乾燥しやすい部分は数日おきに洗うくらいでいいのです。

もちろんゴシゴシ洗いではなく手の平に泡をのせて肌を優しく滑らせるように洗います。



 

ちなみに体を洗うのは入浴の最後が良いです。

体を洗った後は肌のバリア機能が弱まっているため体を洗った後に湯船に浸かると肌の水分が出ていきやすく乾燥の原因になります。

 

長い時間浸かる

せっかくお湯を溜めたし、入浴の効果を出したいからできるだけ長く浸かりたいと思ってしまいがちですが、これも乾燥肌を悪化させる原因になります。

湯船に浸かっている時、ヒマだからという理由でスマホを持ち込む方も多いですがブルーライトによって交感神経が刺激され自立神経が乱れてしまいます。

自律神経が崩れると、血行が悪くなり肥満や肌荒れにつながってしまいます。

せっかくリラックスして副交感神経の働きが優位になれる時なのに、ブルーライトを浴びては睡眠の質を下げてしまう原因にもなりますからもったいないです。

 

沸かしたてのお風呂(さら湯)に入る

水道水の塩素が肌に負担をかける可能性がありますので、特に肌が敏感な方や調子が悪い時は注意が必要です。

この塩素を除去するためには入浴剤を入れるのがおすすめです。

入浴剤には塩素を除去できる成分が含まれているものが多いのです。

例えば、グルタミン酸やアスコルビン酸などです。

その他にも、ビタミンCも塩素を除去してくれる働きがありますのでビタミンC粉末やゆずやミカンを入れて入るのも良いです。



 

 

寝る前に熱いお湯に浸かる

寒い時期だと熱いお湯に浸かりたくなりますし、血行促進のためには熱いお湯の方が良いのでは?と考えてしまいがちです。

しかし、寝る前に42℃以上の熱いお湯に浸かると交感神経の働きが優位になってしまい血管も収縮するため血行も悪くなります。すると、リラックス効果がなくなってしまい、寝つきも悪くなってしまいます。

また、高温のお湯は肌のセラミドや肌に必要な油分まで流れ落としてしまうため、肌の乾燥がひどくなってしまいます。

おすすめは38℃~40℃ほどお湯に休憩をはさみながら1020分ほど浸かることです。

血行を良くしたいときは、心臓から離れた足などに冷水とお湯を交互にかけることで血行促進になり体がポカポカします。

 

いかがでしたか?体は毎日ボディーソープで洗うもの、長風呂がいいなど良かれと思っていたことがかえって美容に良くなかったりします。

正しく行えば入浴は美容、ダイエットにうれしい効果がたくさんありますのでぜひ正しい入浴法の参考にして頂ければと思います。