無性に甘いものや脂っこいものが食べたくなる時ってありますよね。
無性に食べたいものが野菜などの体に良いものなら罪悪感なく食べられますが、食べたら太りやすい、肌が荒れやすいような甘いもの、脂っこいものを欲してしまうことが多いです。
しかし、無性に食べたくなるということは体のSOSだったり栄養不足が考えられます。
今回は食べたくなるものによって何の栄養が足りていないのか、食べ過ぎを予防する方法について紹介していきますね。
米やパン、ラーメンなどの炭水化物が食べたくなる
これは炭水化物や糖分が足りないのではなくタンパク質が足りていないサインです。
タンパク質は筋肉をつくるのに欠かせません。
筋肉は基礎代謝を上げる働きがありますがタンパク質が不足すると、脳はエネルギーが足りないと判断してしまい、すぐにエネルギーに変わってくれる糖質を欲してしまうのです。
ちなみにお酒を飲んだ後は〆にラーメンを食べたくなるという人は多いですよね。
飲み会のあと、夜遅い時間にラーメンを食べるのは定番でもあり、すごく罪悪感でもありますよね。
そもそも、なぜお酒を飲んだ後はラーメンで締めくくりたくなるのでしょう。
これには理由があり、お酒を飲むとアルコールを分解するためにブドウ糖を使います。
お酒を飲みすぎると体内からブドウ糖が減り、さらにお酒の利尿作用によってナトリウムが出て行ってしまうため塩分やミネラルが足りない状態になります。
そのため、ブドウ糖、塩分、ミネラルを取るのに最適な炭水化物の王様でもあるラーメンを体が欲してしまうのです。
甘いものを食べたくなる
疲れている時やストレスが溜まっていると甘いものを食べたくなってしまいます。
糖分はすぐにエネルギーに変わるので、即効元気になるためについつい食べたくなってしまうのです。
甘いものを食べると幸せな気持ちになるホルモンが分泌されるためその快感を何度も味わいたくなるといった依存性があるのも甘いものを食べすぎてしまう原因です。
また、甘いものの中でも特にチョコレートがやめられないという方はマグネシウム不足の可能性が高いです。
マグネシウムが不足すると精神面でも不安定になりますから海藻類などで補うようにしましょう。
糖分の摂りすぎを防止するためにはお肉や魚、卵、乳製品、大豆などのタンパク質を摂るようにすると良いですよ☆
油っこいものを食べたくなる
ポテチや揚げ物、ジャンクフードなどの脂っこいものが食べたくなるのはカリウム不足と言われています。
排泄系の機能が弱まっている可能性があるため、体内に水分をためこんでしまい、脂質を欲してしまうのです。
カリウムが多く含まれる海藻類をしっかり摂ることで脂っこいものの食べ過ぎを予防することができます。
いかがでしたか?甘いものが食べたい=糖質不足など単純ではないので自分になんの栄養が足りていないかの参考にして頂ければと思います。これを知っていると甘いものが食べたいからスイーツを食べようではなく、タンパク質やマグネシウムを取ろうという発想に切り替えることができ、ダイエットにも役立ちますね☆